ゴールデンウィークは“おうち時間”を充実させるチャンス｜10の過ごし方

ゴールデンウィーク、予定がないとなんとなく焦ってしまうことはありませんか？
まわりのSNSでは旅行やイベントの投稿があふれていて、家にいる自分が取り残されたように感じることもあるかもしれません。ですが、おうち時間にはおうち時間のよさがあります。

混雑を避けたい人や、出かける体力に自信がない人にこそ、この連休は“自宅での過ごし方”を見つめ直すチャンス。
この記事では、ゴールデンウィークを心地よく過ごすための「10のアイデア」をご紹介します。

ゴールデンウィークを心地よく過ごすための「10のアイデア」

いつもより少しゆっくり起きて、静かな朝を楽しんでみませんか？
バタバタと過ごしがちな平日とは違い、連休の朝は「今日は何もしなくていい」と思えるゆとりがあります。

目覚ましをかけずに起きて、まずはカーテンを開けて朝の光を感じてみる。
お気に入りのコーヒーやお茶を丁寧に淹れて、ベランダで一息。
そんなささやかな習慣が、一日を穏やかにスタートさせてくれます。

読みたかったのに時間がとれなかった本、ありませんか？
ゴールデンウィークは、そんな「積ん読（つんどく）」を解消するチャンスです。

紙の本でじっくり読むのも、スマホやタブレットで電子書籍を読むのもOK。
読書は心を落ち着かせ、感情を整理するのにも役立ちます。
気になっていたエッセイや、小説、ライフスタイル本など、自分の気分に合った一冊を手に取ってみましょう。

旅行には行けなくても、部屋の雰囲気を変えるだけで気分がリフレッシュします。
たとえば、クッションカバーやテーブルクロスを明るい色に替えてみる。
観葉植物の位置を変えてみる。
お気に入りのポスターや雑貨をひとつだけ飾る。

そんな小さな変化が、空間に新鮮な風を運んでくれます。

普段は時短・手抜きになりがちな料理も、連休中は“楽しむ時間”にしてみませんか？

時間をかけて煮込むカレーやスープ、パン作りやお菓子づくりもおすすめ。
計画の時間や買い物も楽しんで。
家族やパートナーと一緒にキッチンに立てば、自然と会話も生まれます。
「食べる」だけでなく、「つくる過程」を味わうことで、日々の食卓がもっと愛おしくなるはずです。

気になっていたけど手をつけられなかった場所、ありますよね。
クローゼットの中、キッチンの引き出し、書類の山…。

ゴールデンウィークの数日間を使って、「一日一か所だけ片づける」と決めると負担になりません。
不要なものを手放し、空いたスペースを眺めると、不思議と心も軽くなります。
仕上げにお気に入りの香りを焚いてみると、空気まで整ったような気分になります。

ずっと家にいると、体がなんとなくだるくなってしまいますよね。
そんなときは、YouTubeで簡単なストレッチ動画を見ながら、体を軽く動かしてみましょう。

朝のラジオ体操、寝る前のヨガ、散歩代わりに家の中で足踏みするだけでもOK。
ゆるやかな動きでも、筋肉や呼吸を意識することで気分がスッキリします。

つい手が伸びるスマホ。
でも、SNSを見ているうちに気がついたら1時間経っていた…なんてことも。

ゴールデンウィークは、あえてスマホを置いて過ごす時間を意識してみましょう。
「朝起きてすぐスマホを見ない」「夜は1時間前に電源を切る」など、小さなルールを決めるだけでも気持ちに余白が生まれます。

連休中は、なにかを“作る”時間を持つのもおすすめです。
手芸や刺繍、レジンアクセサリー、ペンキで家具を塗り替えるなど、集中して手を動かすことで、雑念から離れることができます。

完成したものを見ると、自分の手で生み出した達成感にほっとする瞬間が訪れます。

静かな時間を使って、マインドフルネス瞑想を試してみるのもよい方法です。
やり方は簡単。静かな場所で目を閉じ、ゆっくり呼吸を観察するだけ。
何かが頭に浮かんできても、ただ見送ればOKです。

また、ノートに気持ちを書き出す「書く瞑想」も心の整理に役立ちます。
人と比べず、今の自分と向き合う時間を持つことで、深くリセットされていきます。

この連休中に、ちょっとした「自分だけの習慣」を見つけてみましょう。
たとえば、朝の白湯習慣、夜のキャンドルタイム、15分のストレッチなど。
気に入った習慣は、そのまま日常に持ち帰ってもかまいません。

忙しい毎日でも、小さな習慣が自分を支える軸になってくれます。

ゴールデンウィーク、どこにも行かなくても心が豊かになる過ごし方はたくさんあります。
外出の予定がない日も、静かで心地よい時間のにしてあげましょう。

何かを”しなくてはいけない”という焦りを手放して、
”何もしない贅沢”を味わうことも、立派な過ごし方のひとつです。

あなたのペースで、心と暮らしを整える連休になりますように。