【雨の日も最高!】尾道サイクリングができない時にこそ行きたいとっておきの過ごし方ガイド

旅の記録

尾道と聞いて、きっと多くの方が「サイクリングの聖地」というイメージを思い浮かべるんじゃないでしょうか?私もそうでした。しまなみ海道のスタート地点として、いつか自転車で駆け抜けたい!と、心待ちにしていた尾道旅行。ところが、まさかの旅行当日は朝から土砂降りの雨…。

「あぁ、サイクリングは諦めるしかないか…」と一瞬ガッカリしたのも束の間。私は雨の尾道で、晴れの日とは違う、とっておきの魅力に出会うことができたんです!今回は、私が実際に体験した、雨の日だからこそ楽しめる尾道の過ごし方をご紹介しますね。サイクリングができなくても、尾道は最高に素敵な街でしたよ!

雨の日だからこそ楽しめる、商店街散策とご当地グルメを満喫

私が尾道に到着したのは、ちょうどお昼時。雨の中、まず向かったのは、もちろん尾道ラーメンのお店でした!尾道駅前から続く尾道本通り商店街の中にある人気店で、普段は小麦粉は摂りませんが旅の間はそこでしか食べられないものをいただくことにしています。

熱々のスープを一口すすると、魚介系の出汁と豚骨のコクがたまらない!細めの麺にしっかり絡んで、あっという間に完食してしまいました。雨で少し冷えていた体が、ラーメンの温かさでじんわりと温まっていくのを感じて、なんだかホッと一息。これぞ旅の醍醐味ですよね。

お腹が満たされたら、そのまま尾道本通り商店街を散策!

立派なアーケードがあるので、傘を閉じても濡れる心配がなく、快適に歩き回れるんです。昔ながらの八百屋さんや金物屋さん、衣料品店などが軒を連ねる一方で、おしゃれなカフェや雑貨屋さんも点在していて、その新旧が混じり合う雰囲気がたまらなく魅力的でした。

私は、ふらりと立ち寄ったレトロな喫茶店で一休みしたり、地元ならではの柑橘を使ったお菓子屋さんで、お土産を選んだりしました。雨だからこそ、じっくりとお店を見て回る時間ができて、普段なら見過ごしてしまうような小さな発見がたくさんありましたよ。地元の方々とのちょっとした会話も楽しめて、尾道の温かさに触れることができました。

雨の日の楽しみ方ポイント
 アーケードがあるので、雨に濡れる心配なくショッピングやグルメを楽しめます。レトロな雰囲気の中で、尾道ならではの掘り出し物を見つけるのも楽しいですよ!

雨宿りしながら尾道の今を感じるスポット巡り

商店街の散策を楽しんだ後は、さらに奥深い尾道の魅力を探しに行きました。

1. サイクリストの聖地「ONOMICHI U2」で旅の始まりを告げる

尾道駅から歩いてすぐの場所にある「ONOMICHI U2」は、元々海運倉庫だった場所をリノベーションした、とってもおしゃれな複合施設なんです。サイクリスト向けのホテルがメインなんですが、レストランやカフェ、ベーカリー、ショップも充実していて、雨の日の強い味方!建築家の谷尻誠さんが内装を手がけているだけあって、どこを見ても洗練された空間が広がっていました。

ショップでは、尾道らしいお土産もたくさんあって、見ているだけでも楽しかったです。サイクリストじゃない私も、その雰囲気にすっかり魅了されちゃいました。

雨の日の楽しみ方ポイント: 広々とした屋根の下で、食事やお買い物を心ゆくまで楽しめます。サイクルスタンドなどもあって、サイクリスト気分を味わいつつ、尾道の今を感じられるのが良いですね。

2. 可愛い猫たちとの出会い!「猫の細道」を散策


ONOMICHI U2から少し歩いて、私が次に訪れたのは、尾道らしい路地裏の風情が楽しめる「猫の細道」です。招き猫美術館から千光寺公園へと続く細い路地なんですが、ここにはアーティストさんが作った「福石猫」と呼ばれる石の猫たちが、あちこちに隠れているんです。傘を差しながら、一つ一つ「あ、ここにもいた!」なんて探すのは、まるで宝探しみたいで、童心に帰ったようでした。

それぞれの福石猫には、願いが込められているそうなので、私もお気に入りの子を見つけて、そっと撫でてみました。雨でしっとり濡れた路地裏は、いつもより一層風情があって、猫たちの姿もどこか神秘的に見えましたよ。実際に出会った本物の猫たちも、雨宿りしていたり、毛づくろいしていたり…その可愛い姿に、本当に癒されました。

雨の日の楽しみ方ポイント: 雰囲気のある階段や路地、ジブリの世界のようでした。可愛い猫たちに癒され、写真撮影も楽しめますよ。地面が濡れているので、足元に気をつけながら楽しんでください。

3. 歴史とアートが融合する「LOG」で非日常体験

猫の細道散策の後は、雨音をBGMにゆっくり過ごしたくて「LOG」へ向かいました。ここは古いアパートを改築した宿泊施設なんですが、建物自体がもうアート作品のよう!インドのスタジオ・ムンバイが設計を手がけたと聞いて、びっくりしました。彼らにとって、ここLOGはインド国外で初めてのプロジェクトだそうで、世界中から注目されているそうです。自然素材や伝統的な技術を重視し、熟練の職人さんと共に手作業で建設が進められた空間は、柔らかな色彩とテクスチャーが印象的で、雨の日でもその独特な雰囲気の中で、心ゆくまでアートと建築に浸ることができました。

カフェでは、地元の食材を使ったこだわりのドリンクをいただきました。静かで落ち着いた空間でした。こんな素敵な場所で過ごす時間は、雨の日だからこそ、より一層深く心に残る思い出になるなぁ、と感じました。

雨の日の楽しみ方ポイント
 趣のある空間で、雨を気にせずゆったりとした時間を過ごせます。飲み物を片手に、日常を忘れてリラックスするのに最高の場所ですよ。
尾道ならではの絶景と体験で雨の日を特別な一日に!

雨の日だからといって、尾道の絶景を諦める必要はありません! むしろ、雨の日だからこそ見られる、特別な景色があるんです。

 幻想的な「千光寺公園展望台」からの眺め

尾道観光のハイライトの一つ、千光寺公園展望台。ロープウェイで登ることもできるので雨の日でも安心です。私が訪れた時は、雲の中にいたのか、ぼんやりとしていました。

雨の日の尾道は、晴れた日には感じられない、しっとりとした情緒と、どこか懐かしい、優しい雰囲気が漂っています。サイクリングができなくても、尾道には美術館や博物館、おしゃれなカフェ、そして魅力的な商店街など、雨の日だからこそじっくりと楽しめるスポットが本当にたくさんあるんです。

例えば、私が体験した以外にも、尾道市立美術館で静かに美術鑑賞を楽しんだり、趣のあるカフェで時間を忘れて読書にふけったりするのも、雨の日ならではの贅沢な過ごし方ですよね。
尾道水道クルーズもおすすめですよ。私は時間の都合で体験できませんでしたが、次回はぜひ乗ってみたいと思っています。

そして何より、雨の日の尾道は、観光客でごった返すことも少なく、より一層ゆっくりと、自分のペースで街を散策できるのが大きな魅力だと感じました。地元の人々の暮らしや、路地裏にひっそりと息づく文化に触れることができる、絶好の機会になるはずです。

千光寺頂上展望台PEAK | JIA日本建築大賞・優秀作品選 | 日本建築家協会 建築年鑑
公益社団法人日本建築家協会の主催する表彰制度の受賞作品を紹介します。すぐれた建築作品を顕彰し、建築文化の価値を社会に発信しています。

まとめ:雨の日こそ尾道へ!新たな魅力を発見する旅へ

「雨だから尾道旅行は中止かな…」なんて、どうか思わないでください!
私が体験したように、尾道は、雨の日だからこそ、その真の魅力が輝く場所なんです。

私が体験した、雨の日の尾道を楽しむキーワード

尾道ラーメンで最高の腹ごしらえ
尾道本通り商店街で雨を気にせず散策&お買い物
ONOMICHI U2で尾道の今を体感
ねこのこみちで可愛い猫と出会う
LOGで世界が注目する建築とアートに触れる
千光寺公園展望台で幻想的な絶景に感動
サイクリングができなくても、尾道には心を豊かにする様々な魅力が溢れています。
雨音をBGMに、古き良き日本の風情を感じながら、尾道の奥深い魅力を発見する旅に出かけてみませんか?
きっと、あなたの心にも、忘れられない特別な思い出が生まれるはずです。

さあ、次の雨の日も、尾道へ!
きっと、あなたも私のように、尾道の虜になることでしょう。

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